ホロスコープの新世界 #07
次元上昇したホロスコープと宇宙の根幹法則
「ホロスコープの愉しみ」の続きです。
第1章 ホロスコープの新世界になります。
新しい理論の発見についてのご紹介です。
ホロスコープ理論の発見
ここからは「ホロスコープの新世界」です。
「ホロスコープの愉しみ」の第1章です。
新しいホロスコープを発見したお話です。
その発見から「愉しみ」が広がっていったからです。
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」が脳内に流れた感じです。
果てしなく続く大海原を突き進んでいって、ついに発見した新大陸です。
ホロスコープの「新しい地平」でした。
当たる/当たらないの占いを脱する手立てが見つかったのです。
曖昧模糊としたホロスコープではなくなりました。
フォーカスが定まったのです。
具体的に申し上げますと「現代版アストロロジー理論」の発見です。
最先端科学にも反しない宇宙観に基づく根本理論でした。
現実的な宇宙の根幹法則「基本三数」です。
太古のむかしに創作されたロマンの神話や空想でつなげた星座ではなく、実際の宇宙(星)と地上をつなぐホロスコープ理論の発見です。
その根幹理論に基づいて、ホロスコープを作成解釈しリーディングできます。
宇宙この世界の謎が次々と解けていきました。
根幹法則「基本三数」からは、宇宙この世界の創成プロセスや根本の存在様相、さらには共鳴関係がみえてくるようになりました。
基本三数に基づく「ホロスコープ」からは、新ホラリー・リーディングが可能になり、出来事のウラ事情や背景が次々とみえてくるようになりました。
この発見によって、遠く離れた物理的宇宙ではなくなりました。
身近な「おともだち」になれたのです。
◆One-Point 古代ギリシャのアストロロジーは、当時の世界観「四元素説」をホロスコープ解釈の理論とし、世界に波及しました。しかし、近代科学の発展によって疑似科学とされます。以降、“古典占星術”という名の「ホロスコープ占い」になりました。
超カンタンな根幹法則「基本三数」
解けてしまえば超カンタンでした。
知っているようで知らなかった根幹法則でした。
本邦初、世界初、アストロロジー史上初です。
「えーっ! そんなものあるのか」って?
あるんです。
宇宙の根幹法則「基本三数」によって、宇宙もホロスコープも地上も基本的に構成されていることが分かりました。
最初あまりにもカンタンな「基本三数」だったので、気がつきませんでした。
宇宙この世界のすべてに通用していたのです。
ホロスコープの根幹理論なので、考えてみれば当然かもしれません。
なぜなら、個人の性質や運勢のみならず、社会の出来事や人類歴史までも、基本三数によるホロスコープからリーディングできるからです。
ホロスコープの根本命題「なぜ、空の星から地上のことがわかるのか」。
これも解決しました。
「基本三数」を念頭において、現代最先端科学の量子論(量子力学)の不思議な現象を「どうしてそうなるの?」と考えているうちに仮説的にみえてきたのです。
ホロスコープの謎が解けてしまえば、あとは精度の問題です。
リーディングへの適応やノウハウを漸次レベルアップさせていきました。
ホロスコープの新時代ニュー・ホライズンです。
◆One-Point 当たり前すぎると、逆に誰も気づかないものです。当たり前すぎるというのは、日常的で誰もが知っているけれども誰も認識できていないため、理論化も法則化もされていないけれども、実は世界や物事の根幹を成す最も重要なものだったりします。
ホロスコープの変遷
さて、ホロスコープは本来、何を象わしているのでしょうか?
占いのツールでしょうか?
紀元前のホロスコープ誕生のルーツとなった古代ギリシャの最先端理論は、科学の発展とともに通用しなくなりました。
そのため、以降、ホロスコープを用いた占い稼業に変わっていった経緯があります。
「熱冷乾湿」による火/土/風/水といった四元素説は、16世紀頃に近代科学によって「疑似科学」とされたからです。
分かりやすく申し上げますと迷信といったニセ科学の烙印を押されたのです。
この意味は重要です。
なぜなら、それまでは科学として扱われていたということを意味しているからです。
古代ギリシャにはじまった四元素説に基づくホロスコープ理論は、科学ではなく疑似科学だと明らかにされたことで、そこから占い稼業に変わっていった経緯があります。
占いへの転化でした。
古典占星術のはじまりです。
さらに、19世紀後半に驚くべき出来事が起きます。
ベースとなっていた理論が時代的に通用しなくなったこともあり、そんなものいらないとばかりに捨て去って、完全な占いとして萌芽したのが現代占星術のはじまりだったのです。
世界的な心霊ブーム(近代スピリチュアリズム)の最中、今日の「ホロスコープ占い」に変容していきました。
現代占星術の父とされるアラン・レオが自称するように秘境占星術(神秘占星術)すなわちオカルト占星術です。
いずれも、ホロスコープを作成するところまでは天体学(Astrology)、つまり純然たる科学です。
問題は、それ以降です。
ホロスコープを、何によってどのように用いるかで、アストロロジーか占星術かが異なってきます。
昨今は、ホロスコープ作成ソフトで簡単にだれでもホロスコープを出力できることもあり、天体観測も、星の位置を割り出す数学計算も必要なくなりました。
科学は必要とせず、完璧に占いに終始できます。
結局、科学の力を借用して「ホロスコープ」を出力作成するものの、それは優秀なアプリで行なえますので、「ホロスコープ占い」のみでできます。
まして科学的に通用しなくなっていた理論を19世紀後半に完全に捨て去った以上、当時の世界的な心霊ブームの趨勢もあってそうならざるをえません。
ちなみに、紀元前の古代ギリシャのアストロロジー(astrology=天体学、星学)の理論は、近代16世紀頃に疑似科学とされたものの、当初は最先端科学でした。
16世紀以降の古典占星術は疑似科学となり、科学的には通用しなくなった迷信を「理論」として用いつつ、占い稼業に転化しました。
それを完全に捨てて、当時の心霊ブームのなかで萌芽していった占い=デヴィネイション(divination =逸脱)が、現代占星術のはじまりです。
アストロロジーとは異なるものへの変容でした。
古典占星術にあった伝統的解釈や、過去の占術師の象意解釈を、ご参考に読み解くといえばそうなのですが、当たるか当たらないか分からない解釈を一度は信じてみて、「ああでもない、こうでもない」と模索して占断していく理論的な根拠を持たない占術ゆえに現代占星術です。
古代ギリシャのアストロロジーとは異なるデヴィネイション、意訳すれば“神ごと”への“信心”の傾向が生じます。
もちろん、それが良い悪いではなく科学と占いのミスマッチのように思えます。
もっとも、その混迷さゆえに逆に惹かれることが起こるのです。
自分自身が、アストロロジー理論を宇宙から発見するまではそうだったので…。
占星術師の過去のいろんな解釈に目を通して、「どちらが正しいの?」とか、「なぜ、そういった解釈になるの?」とか、「この場合はどうなの?」とか、「ああでもない、こうでもない」と悩ましいほど呻吟していたのです。
今はもうその必要がありません。
宇宙の根幹法則「基本三数」から演繹的に解釈や象意を見出せるからです。
目からウロコの大発見でした。
解放されました。
宝瓶宮時代のはじまりとともにホロスコープの新世界が開けたのです。
ここから「ホロスコープの愉しみ」がはじまりました。
◆One-Point 面白いんですよ。どんどんと謎が解けていくし、疑問が解消されていったからです。ホロスコープは難しいと思っていたら、基本原則は簡単でした。マスター・キーをホロスコープに差し込むように、次々と秘密の扉が開かれていったからです。